大型ビジネスホテル（125室）
宿泊人数（平均）：　3,000人／月（100人／日）
上下水道代（平均）：　￥750,000／月（単価：　￥675／m3）

都内を中心に展開する大型ホテルチェーンの店舗の一つ。（ほとんどの店舗は主要駅に近接し稼働率も非常に高い。）こぎれいにまとまった部屋の作りが好評で、ビジネスだけでなく、観光の拠点として利用するお客様も多い。その中には外国人のお客様も多く、シャワーを長時間かつ頻繁に利用するため、弊社節水システムが有効なのでは？と施設本部長の知人様経由でご相談を頂きました。東京都は上下水道料金が高く、過去には井戸水等の導入を検討し、節水コマなどを試してみたようですが、衛生面のリスク・高額な初期費用・長期にわたる回収期間などの問題により効果的な節水対策ができずに困っておられたとの事。

TSホテル様の水道設備を調査させて頂いたところ、客室のシャワー・お風呂・シンクが水道利用の90％以上を占めていることがわかりました。しかも、シャワーの水量は多いところで22リットル／分も出ていました。（一般に快適なシャワーの水量は10〜12リットルで十分です。）お風呂に溜める水は節水対策ができませんが、シャワー・シンクについて弊社節水機器（水道の末端で水量を最大50％削減可）を設置し1ヶ月間のトライアル検証を行いました。

シャワー・シンクを平均30％節水したところ、施設全体として約17％の節水に成功しました。（実はもっと節水が可能でしたが、既存のシャワーヘッドが特殊形状かつ大型の物であったため達成可能最大率ではなく、使用感の変わらない安全域での節水対策を実施。次回シャワーヘッド交換の際に、節水機器と相性の良い弊社推奨シャワーヘッドに交換する事で、更に高い節水率が達成可能。）お客様のクレームもなく、大変お喜び頂きご契約の運びとなりました。6ヵ月後の再検証時には、少しだけ契約金額を上回る削減が達成出来ておりました。

使用するお湯が削減されることでボイラー／ガス代金も大幅に削減されます。TSホテル様より重油代も最低10％は削減出来ている、という喜びのお声を合わせて頂いております。